神経の(根の)治療

歯が根元で折れたが、神経を取らずに済む方法はありますか

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歯が根元で折れたが、神経を取らずに済む方法はありますか

前歯はお顔の真ん前にありますので、転倒や何かがぶつかるなどアクシデントで折れることがあります。歯の中には歯髄という神経が根の先から歯の頭の中まであります。ですので、歯が折れた時は、神経が顔を出してしまうことが少なくありません。歯も心配ですが、お顔や身体のケガも受けていることが多く、神経を取らざるをえないことが多いです。今回は、比較的まれな場合ですが、神経を残すことが出来ました。

歯がどこで折れているか?神経(歯髄)は顔を出しているか?

前歯は完全に折れていましたが、歯茎でくっついている状態でした。21歯が折れた1

ケガの痛みが落ち着いてからご来院されましたので、まずは接着材で止めましたが、すぐに取れてしまいました。割れ目から除くと、神経(歯髄)は長年の噛み締めの力で小さくなっており、顔を出していないことがわかりました。

21破歯が折れた2

少し痛々しいですが、麻酔を使って治療をしています。神経がここまで小さくなっていると、神経(歯髄)そのものが弱っている場合もあります。しかしながら、前歯に仮の歯を作らないと、この患者さんはお話も出来ませんし、外も歩けません。神経(歯髄)を取るかどうかは後日決められますので、まずは仮歯を作ります。仮歯を支える歯がありませんので、なんとか歯の頭を作らなければなりません。そこで、特殊なネジを歯に埋め込むことで解決することにしました。

21歯が折れた3

これは、TMSピンという昔からある方法ですが、おそらく使われる先生は少ないと思います。ネジを埋めるのに神経(歯髄)が顔を出してしまうリスクがあるので、使いたがらないのです。適応を選んで、位置を選べば、歯を削る量も少なく、神経を取らなくて済むという素晴らしいメリットもあります。このネジに歯の頭の代わりになってくれる樹脂を絡めて接着させて仮歯が被せられるように工夫しました。

21歯が折れた4

ここまで来ると、何事もなかったような?感じですが神経を取らずに仮歯を作ることが出来ました。大人の神経は長年の力を受け続けて小さく、弱っていることが多々あります。若年者とは反応も回復力も減りますのでずっと大丈夫だとは言えないのですが、ご負担を減らす意味ではこういうオプションを持っていると患者さんには喜ばれます。

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北川俊哉

1996年 東京歯科大学卒業、藤本歯科医院、藤本研修会、近藤歯科医院に勤務後 2007 年 北川デンタルオフィス開院 棚田式プロセラピスト養成講座修了 全米NLP 協会プラクティショナー 日本NLP 協会プラクティショナー 保険を扱わない開業医。 他院で治らない、診てもらえない方の難治性の痛みや 歯科恐怖症、口臭治療、歯ぎしり食いしばりの治療などに積極的に心理療法を取り入れている。

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