いつもブログを読んでくださってありがとうございます。
北川デンタルオフィスの北川です。
根の治療のことばかり書いているせいか、
先日も、
「大学病院に通院していても良くならない」
という方がお見えになりました。
担当の若い先生は
どちらかと言うと
お店にいるような雰囲気だそうで^^;
まあそれはいいとしても
年末からずっと治らないんだよね~
ということで拝見しました。
あ・・・母校か。。。せつない。。。
さて、奥歯なんですが
診てみると
歯の頭はすでに無く、
元々金属の被せ物があったようです。
で、隙間から虫歯になって
虫歯が歯の神経まで到達(T_T)
神経が傷んで
神経を取る治療=根の治療が始まった。
こんな経緯でした。
で、
茶色の虫歯がまだ残っているのが見えます。
ちなみに、
虫歯を取ってから根の治療を行うのがキホンです。
根の中のバイキンはなるべく減らしたいのに
その入口にたくさん、バイキンがいるのはよくありません。
で、この歯は、根っこの穴が標準で3つあるんですが
2つしか見つかっていなかったようで
まずは、虫歯を取って、
ゴムのマスクをして(大学でしてくれなかったって(T_T))
標準の3つ目の穴も見つけ、
手付かずだった傷んだ神経も取り、
痛みとおさらばしていただきました(^^)
いつもながらに思うことは
この歯科治療というのは
とにかく、
キホンに忠実に行う事がエライ難しい。
教科書どおりにやる事が難しい。
これは根の治療に限らないことなんですが
セラミックの歯にしても
コンピューターでデザインした白い歯を
患者さんの目の前で削って作ってセットするという
ものが流行ってます。
自分の歯とセラミックの隙間を出来る限り少なくしなければ
接着剤も効果が弱くなることが分かっているのに.
強い接着剤だからという
子供だましみたいな言葉を真に受けたりしてるのか
この方法で出来たセラミックは
お鍋に浮かんだ豆腐のようにプカプカして
隙間だらけです。
キホンを知らないか、
知っていても基準を下げるか。
キホンを守ることは自分にエライ厳しくないと
出来ない事だなあ。
そんな事を思った2月でした。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
北川俊哉
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