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【歯医者を変えた理由】説明がないまま、ブリッジを外されて噛めない

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北川俊哉

1996年 東京歯科大学卒業、藤本歯科医院、藤本研修会、近藤歯科医院に勤務後 2007 年 北川デンタルオフィス開院 棚田式プロセラピスト養成講座修了 全米NLP 協会プラクティショナー 日本NLP 協会プラクティショナー 保険を扱わない開業医。 他院で治らない、診てもらえない方の難治性の痛みや 歯科恐怖症、口臭治療、歯ぎしり食いしばりの治療などに積極的に心理療法を取り入れている。

「説明がないまま、ブリッジを外されて噛めない」

セカンドオピニオンで来院されたKさん(女性 50歳)が歯科医院を訪れたのは、3ヶ月前のことです。

右の奥が強烈な痛みに襲われて、(当院ではない)歯科医院に駆け込みました。

「ああ、これはダメですね切りましょう」

そう言って歯科医師はKさんのブリッジの後ろ半分を切り落としました。

 

何が起きたのか説明もないまま、不安でしたが、でもこれで痛みから解放されると思い、歯科医院を後にしました。

ところが、歯が少なくなって噛みにくくなっただけで、1週間もすると似たような痛みが繰り返されました。

Kさんは自分は素人で分からないながらに、ブリッジを切ったことで痛みがなくなることで受け入れていたのですが、どうも治ってはいないらしい。
どうして、ブリッジを切ったのに痛くなるのか、何が起きているのか、施術を行った歯科医師に説明を求めました。

歯科医師は「仕方がない、使えるところまで使いましょう」というような抽象的な説明に終始し一体何が起きているのかわからないまま、Kさんの中には不信感が大きくなってきました。

根本的な解決法も提示されないし、どうして痛いのかも説明がない、またあの痛みが繰り返されると思うと不安でたまらなくなり、セカンドオピニオンを採ることを決めたのです。

なぜそのようなことが起こったのか?

当院で調べてみると、ブリッジの支えとなる歯が根の先に膿がたまる根尖病変という病気と、歯の周りの骨が溶ける歯周病を併発していました。

つまり、ブリッジを切断して宙吊りの歯を切断除去したことは解決にはなっておらず、残された歯に問題があったということです。

 

ブリッジを支える歯が問題を起こしてくる事は決して珍しいわけではありません。
ではブリッジの支えの歯は(支台歯)どんな問題を起こしてくるのでしょうか。

 

  1. 神経を残したまま治療してある場合は、時として神経の炎症を起こして歯髄炎になります。神経を採る治療が必要。
  2. 同じく神経を残したまま治療したものの、いつの間にか内部の神経が壊死してしまい、根の先に膿が溜まる根尖病変を作ることがあります。根の治療が必要、また大きくなると抜歯に至る。
  3. 神経をすでに除去している場合でも根の先に膿が溜まる病気を起こすことがあります。適切な根の治療が出来ていない場合が散見されます。根の治療が必要です。大きくなったら抜歯に至ります。
  4. 神経をすでに除去してあり、残された歯質が少ないような歯で金属の芯が入っていると歯根が割れる事があります。割れてしまったら抜歯になります。
  5. 繋がっている部分に歯垢が溜まることで歯周病になります。歯周病は徐々に歯を支える骨を溶かします。
  6. 同じく歯垢が溜まることで、根元から虫歯が生じる場合があります。

ブリッジは古典的な治療方法ですが、正しく丁寧な治療が施されれば、非常に長持ちする治療です。

Kさんのような場合は、まずは診断が大切です。

痛みの原因を突き止めるのが重要です。今回のように複数あればそれでも良いのです。

原因がわかれば治療方法が決まってきます。今回は残念ながら抜歯が治療法でした。

 

ブリッジを切断除去することは患者さんにとっては日常生活がガラッと変わる事を意味します。

当院では、できるだけ痛みが少ないのはもちろんですが、歯が無い状況を少なくしたいと考えています。
ですので、ブリッジを除去せざるを得なくても直ぐには行いません。

 

患者さんに診断と原因、治療法の選択肢を提示して、治療の方向性が固まってから治療に介入します。
原因がはっきりしない場合もあります。歯の痛みの診断は実は非常に難しいのです。

だからといって、闇雲に外したり切ったりして良いわけではないと考えています。
なぜはっきりしないのか、痛みを取ることは初回は薬に頼り、時間が原因をはっきりさせてくれるのを
待つ場合もあります。

わからない時に、わかった風な治療計画で治療をすすめるのは好ましくありません。

ブログで紹介している症例は、当院で治療された過去の症例であり、画像加工などは一切行なっておりません。また、患者様ごとに治療の効果には個人差があります。ご了承ください。

 

お気軽にご相談ください。

北川デンタルオフィスでは、歯の悩みを抱えている人々が最後にかかる歯医者を目指しております。精度の高い技術と1回の診察に最低60分のそれぞれのお悩みを解決するオーダーメイドの治療プランで満足度の高い治療を行います。


院長の歯科恐怖症への取り組みの動画をアップしました。当院にご来院の方の大半は、歯科恐怖症の方です。

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■初診(60分)
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■歯科ドック  :25,000円(税別)
■応急処置 :3,000円~(税別)

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